top of page

宮野さとみ陶展/「五つのリゾーマタ(根)」




岩手県雫石出身の陶芸家、宮野さとみさんの個展をリタで開催いたします。 岩手ではじめての個展です。 宮野さんは山形の東北芸術工科大学芸術学部卒業後、栃木県益子町で修業した後、 イギリスにわたり英国のシュビア・ポタリーにて修行。

約200年前にイギリスで当時流行した伝統的なスリップウエア技法を学び作陶しています。


宮野さとみさんの作品は、

泥で描く緩やかで柔らかな線

こころ落ち着く温かみが伝わる色彩

低火度で焼成した 手触り感が魅力ある日常使いの器たちが並びます。


ぜひこの機会にお楽しみください。


◎2024年 4月5日(金)から8日(月)


◎宮野さん在廊日 4月5日(金)と6日(土)


◎リタ香水茅の間 



詩人、山尾三省さんの詩、 「五つの根(リゾーマタ)について」からタイトルをつけました。


リゾーマタとは根のこと


水は

水の真実を 流れている


土は

土の真実を 暖めている


樹は

樹の真実を 繋がらせている


火は

火の真実に 静止している


そして大気は

大気の真実を 自ら呼吸している



あらゆるものを包み込み、混ざり合って、ひとつの作品が生まれる。

縄文の時代から暮らしと共にあった、焼きもの。

5つの要素がなければ、作ることのできない自然のアート。


ぜひお手に取ってご覧ください。




宮野さとみ

1992年 岩手県生まれ

2015年 東北芸術工科大学芸術学部卒業

     栃木県益子町の濱田窯にて濱田友緒氏に師事

2019年 英国のシェビア・ポタリーにて修行

     帰国後、東京で独立

2020年 ギャラリーセントアイヴスにて初個展

    伝統的なイギリスのスリップウェアをベースに製作



bottom of page