食/農水苑虹 珊瑚黒糖




どうせつくるなら「薬のような黒糖をつくりたい」 農水苑虹さんの珊瑚黒糖をご紹介するきっかけは、 わたしが個人でお手伝いさせていただいているマーマーな農家サイトの同じスタッフからの紹介でした。 農水苑の前田さんの黒糖作りにかけるこだわりは大変なもの。

黒糖の原料となるサトウキビは無農薬、無化学肥料、自然栽培で育て、それを1本1本手作業で伐採し、

サトウキビの枝を丁寧に落として圧搾し、絞り汁を薪で炊いた釜で5時間以上煮詰めていきます。

その5時間の間、釜が焦げ付かないように手作業でずっとかき混ぜ続けます。

型に流し込み冷却してできた黒糖はサトウキビの10分の1の量まで減ってしまいます。

このように完全手作業で作るやり方は、400年前に沖縄にサトウキビ栽培を広めた沖縄三賢人の一人、儀間真常(ぎましんじょう)のやり方を踏襲したいとのこと、沖縄の大地のエネルギーを黒糖に込めたいとの思いからなんだそう。

前田さんは言います。

「三方よしの精神(買い手よし、売り手よし、世間よし)が大切だ。

黒糖の値段を上げたり、作り方を簡単にすれば、利益は出る。 でもただそれでは、世間よし。にはならない。」と。

このことばはカシでもお仕事している時もいつも心掛けていたこと。 リタのオープンの初日、この珊瑚黒糖とろばやのスパイスチャイを使ったチャイのお振る舞いをいたしました。みなさんとても喜んでくださいました。 どうかこの黒糖が、皆様に幸せをもたらしますように。