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綴り/あたためる、ということ




歳を重ねて、気がつくともう人生の折り返し点を過ぎていました。

周りを見わたすと後輩の女子たちが更年期の波にのまれていて、目、髪、体力、メンタルなどの不調をよく聞きます。もちろんわたしもそうでした。 東洋医学では、「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に節目を迎える」といわれています。こうした変化が起こる年齢を“節目年齢”とよび、からだの変化が訪れるタイミングと捉えていまなるほど!思い当たることも。

自律神経が乱れていると感じる方は、リラックスモードに誘う守りの養生が大事。

更年期世代の女性は女性ホルモンの影響で自律神経の働きがアンバランスになりやすく、ホットフラッシュ、睡眠が浅い、夜中に何度も目が覚めてしまう、なんとなく不安を感じる、という方が多いと思います。

そんな方におすすめなのが、「湯たんぽ」です。





わたしは冷えとり健康法を実践しているので、日頃から半身浴や下半身をしっかり温めるということは行っています。それでも眠りが浅くなって何度も目が覚めたりしてしまいました。そんなとき一番良いと感じたのが「湯たんぽ」を抱えて寝る!というものでした。それは今でもやっているのですが、あの温もりはなんとも言えない安心感があり質の良い睡眠がとれるように。

リタで行っているタイ古式整体でも取り入れている「よもぎの温パット」もおすすめ。腎のところに温パットを置いて寝るというものですが、腎を温めるのは陰陽五行説の冬の養生にも繋がります。(背中、ウエストラインのひとつ手のひら上)



からだの巡りが滞っていると感じる方におすすめなのが、全身をこまめに動かし、血行やリンパの流れを促進する「攻め」の養生がおすすめです。巡りが良くなるようなストレッチや、筋トレを取り入れた運動をして筋肉量を落とさないように心がけること。

わたしは若いころ、かなりのハードなスポーツを続けていました。筋肉も体力も人一倍!と思っていましたがその頃の筋力を保っていれるわけもなく、、、筋肉がないととたんに冷えやすくなるのですね、、、、身をもって実感。



更年期の症状かな?と思ったら、体の機能をいたわる「守り」と、ほどよく鍛える「攻め」と、いま自分に必要なのはどっち?と考えてみるのも大切なのかもしれません。そして「あたためる」ということは気持ちよく生きていくうえでとっても大事なことだとわたしは思います。




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