top of page

學/旅するブロックプリントWS

  • 執筆者の写真: 久美 下山
    久美 下山
  • 7 日前
  • 読了時間: 2分

インド・カッチ地方には、古くから受け継がれてきた「ブロックプリント」の伝統があります。

ブロックプリントとは、手彫りの木版を使って布に模様を押し付けていく染色技法。 ひとつひとつ手作業で模様を重ねることで、独特の風合いと温もりが生まれます。

中でもカッチ地方で知られるのが、「アジュラック」と呼ばれるスタイルです。


アジュラックは、複雑な幾何学模様や自然をモチーフにしたデザインが特徴的。インディゴやアカネなどの天然染料を使い、何度も版を重ねて染め上げていくことで、深く重層的な色合いが生まれます。 その緻密で美しい表現は、単なる装飾を超え、土地の自然や歴史、暮らしと深く結びついた芸術ともいえる手仕事です。 そんな伝統あるブロックプリントを学べるWSを開催します。

教えてくださるのは、2018年から、インドのカッチ県『Sufiyan Khatri』のブロックプリント工房で滞在・制作を行っている向井詩織(むかいしおり)さん。


向井さんはカッチの工房はムスリムの男性のみが働くという伝統がある中で、テキスタイルアーティストとして認められ、工房初の女性かつ外国人として活動しています。日本では制作と展示活動を基盤に活動する傍ら、京都の歴史ある染料メーカーとブロックプリントのペーストを開発。開発したペーストを用いて伝統あるカッチのブロックプリントのワークショップを全国で開催しています。


「ブロックプリント/旅するワークショップ」


開催日程

2025年 7月4日(金)/5日(土)


時間

11:30 〜 16:30頃まで


参加費

8000円(税込)


ご持参いただくもの

下に敷くバスタオル(汚れても良いもの)


タイムスケジュール

2時間 デモストレーション&プリント体験

約50cm四方の生地を2枚染めていただきます。


1時間 乾燥タイム(ランチ休憩) ランチは、「やさいのおへそ」さんのプラントベースのランチボックスをご用意します。


45分 布の洗い


45分. お話し会(乾燥待ち時間) スライドトークでは、ブロックプリント工房の工房がある、西インドカッチ地方のテキスタイルや、アジュラック、向井さんご自身の活動についてお話をしていただきます。



50年以上前に彫られたアジュラックの版木の他、様々な版をご用意くださいます。

もし試してみたい版木やハンコをお持ちの方は是非持ってきてくださいね。

(天然染料を使用しますので、素材によっては色が残る可能性がございます。)



お申し込みはオンラインから承ります。 →


世界にたった1つだけのプリントを施したイマジネーションをお楽しみにください。


Comments


  • Instagram

食 からだ 企画展

© 2025 rita All rights Reserved.

bottom of page